マリエ(仮名)さん

遅くなってしまいましたが、下記リンクのアポの憂鬱の続きの記事です。

8月の中頃の話です。

書きかけの記事を加筆しました。

これからたくさん記事を書きます。

何個か途中まで書き上がっているので。

アポの憂鬱

 

アポの後すぐに、ブログに書こうと思っていたのだがいつも以上に散文になってしまったので書くのをやめていた。

しかし、モリマンディレイさんのツイートを見てこのツイートの視点から書こうと考えて書くに至った。

AFCは楽をしたがる。 AFCは、ありのままを受け入れてもらおうとする。 AFCは女にセックスをお願いする。 PUAはあらゆる努力を惜しまない。 PUAは一回きりと割り切り自分を盛る PUAは女がセックスしたくなるように誘導する。 結果、PUAは結果が出る

— モリマンディ (@morimandy) 2014, 8月 16

僕はこのアポではこのツイートのAFCそのものだった。

楽をしたがる、ありのままを受け入れてもらおうとするという箇所がグサリと突き刺さる。

 

前の記事でも書いたが、僕は私生活でもほとんど女性と飲みに行ったことはないしどうすればいいのかまったくわからない状態だった。

なのでくろねこさんのブログを参照して大体の流れを頭に入れてアポに望んだ。

ナンパマニュアル5

 

7時に待ち合わせをした。

相手はまだ到着していなかった。

お互いはっきり顔を覚えていなかったので、探すのに一苦労したがやっと再開できた。彼女は僕と同い年で、淡い色の服装をしている割と清楚な感じの女性だ。

 

一軒目 

彼女に連れられながら、ちょっと薄暗いあまり人がいない個人経営の居酒屋に入る。

黒猫さんのマニュアルでは隣に座るのがいいということだったが、対面に座ってしまった。

僕達が入った時も大人のグループが一組いたのみだった。

注文もグダグダで、主導権を発揮できない。彼女に半分は選んでもらって残り半分は自分が選んだ。そこで、お互い探り探りの状態で会話がはじまった。

正直、全然つまらない。ここでは、仕事の話、大学院の話が中心だった。

盛り上がっているわけではなかったのだが、二軒目に行くか誘ったら快く応じてくれた。

そして支払いは割り勘で済ませ店を出た。

 

二軒目

彼女が仕事で利用したことがあるお店でこじんまりとしているが、女性客で賑わっているワインバーにまたまた先導されてついていってしまった。

またもや隣に座れない。

しかしそこでは最初から下ネタで盛り上がる。

今までの経験や、性に対する価値観などをひとしきり話した。

お互いを隔てていた壁がいつの間にやら崩れていた。

マリエの方から話足りないということになって3軒目に行く。

歩きながら、女性に対する気づかいについてご享受して頂いた。

 

三軒目

適当に歩いていて見つけた安い居酒屋に入る。

そこで、ビールを飲みながらまた下ネタの話をする。

彼女はここから割りと近いところに住んでいて、一回ナンパについていったことがあるらしい。

やっていないと言っていたけど、そうは思えない口ぶりだった。

いつの間にか十二時を回ってしまっていて、逆に僕の終電がなくなって、帰れなくなってしまう。

それを思わず口走ってしまった。

そしたら彼女がいきなり熱燗を頼んだ。

唐突に男気を見せたらキスしてもいいよと言われる。

何の躊躇もなく熱燗に半分くらい残っていたお酒を飲んでキスする。

柔らかい。

そしてもう一回飲んだらキスしもいいよと言われ、再びキスする。

相手の手を引き寄せてやっと隣に座ってもらう。

そして、ディープキスをした。

ちょっと甘い味がした。

もう一本熱燗を彼女が注文して、熱燗を一本飲みきったらなんでも好きなことをしていいよとまっすぐ僕の目を見て言われ、またまた躊躇なく飲む。

支払を済ませて手をつなぎながら夜の街を歩きながら、ラブホを探す。

僕はいつもこういう光景を見る側で、見るたびに恨みがわきあがってくるので自分が逆の立場でいることがとても不思議だった。

お互いファッションに興味が無いとか、あんまり社会経験がないとか正直にすべてを話した。

二軒ほどラブホに入るも、満室で入れない。

 

ホテル

やっとのことでホテルを見つける。

13000円の部屋しかなかった。

ラブホの部屋に入るとすぐにセックスをした。

しかし挿入しようとするもお酒を飲み過ぎているせいか全然勃たない。

結局いくことができず、寝ることになった。

僕はまったく眠れなかった。七時頃に彼女を起こして、少し話す。

二日酔いで辛そうな表情だった。

彼女は凄く冷たかった。

昨日はお酒が入っていたとはいえ、女性に自分のありのままをすべて伝えたのは初めてで、すごく打ち解けていたと思っていたのに悲しかったし驚いた。

ホテルを出てから彼女は仕事があるとのことなのですぐに別れた。

あまりにもあっさりしすぎてすごくショックだった。

彼女の性器の残り香が鼻腔の奥からにおってくるし、お酒のせいでだるいという最悪な状態でバスと電車を乗り継いで帰宅した。ショックだったので忘れたかったのと気分が悪くてすぐに眠りについた。

 

このあとしばらくこういう経験をナンパを通して積むことに意味があるのかを考える日々が続いた。

ますますショックを自分自身が受けるだけなのではないかと。

これまでの自分から脱却する手段としてナンパが適切なのだろうか。当時はナンパをやめる消極的な理由ばかりが浮かんできていた。

しかし、他の方法がまったく思い浮かばなかった。

僕は夏休みだが勉強がすごく忙しかった。しかし突発的にふつふつと恨みが沸き上がってきてナンパに駆り立てられる。

時間管理がうまくできないし勉強に集中できなくなってものすごくストレスを抱えていた。

ナンパで恨みによって駆り立てられる状況からまず、立ち直らないと勉強もなにもかもうまくいかないと思った。

そこでまたナンパを続けようと思った。

これが僕の初めての準即でした。

 

 気分が落ち込んで辛い時はいつもレディオヘッド

Let Down

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